子どもを叱ることについて考えました
2011年03月30日
我が家の長女は今二歳です。弟が出来たばっかりなので可愛がってはいるんですけど、まだまだやって良いことと悪いことの区別がついてないことも多いです。
例えば小さなおもちゃを弟に投げてしまったり、バシバシ手で弟の顔をたたいたり、弟を踏んづけたこともありましたね。
そういった事は自分がされる立場になったことがないから分からないのは仕方ないですが、だからと言って許すわけにもいきませんよね。
だからそういう時は当然叱るんですが、自分が悪いと思ってないからか、なかなか謝ろうとしません。普段はちゃんとごめんなさい出来るのにね。
そうなったらいくらやっても進まないので、今まではしばらくほったらかしてました。そして娘が構ってほしそうにしたら「パパはごめんなさい出来ない娘ちゃんとは遊べません!」って言ってたんです。するといつしか折れてごめんなさいをしてくれます。
それでちゃんと謝るから問題はないと思ってたんですけど、最近ちょっとあることに気づきました。
あれっ?娘ちゃん、もしかして弟にしたことが悪いと思ったから謝ってるんじゃなくて、パパが怒ってるから謝ってる?
しばらく娘を放置するとね、娘は楽しそうに遊びだすんですよね。ここで娘的には話が終了してんじゃないかと気づいたんです。
娘の心情(僕の理想)
弟と遊んでたら怒られた
↓
何でだろ、あたし悪くないのに
↓
あ、パパにプイされた
↓
パパまだ怒ってる
↓
やっぱりあたし悪かったんだ
↓
ゴメンナサイ
これサイコー。
でも多分こうじゃないんだよね。
娘の心情(予想)
弟と遊んでたら怒られた
↓
何でだろ、あたし悪くないのに
↓
パパにプイされた
↓
やっぱりあたし悪くないんだ
↓
さっ、遊ぼ♪
↓
あれ?パパ何で怒ってんの?
↓
怒ってるからゴメンナサイ
こっちなんじゃないかと思えてならない。
子どもは何にも分からないなんて思いません。子どもは何でも分かってます。でも、大人の感覚と何も相違がないかというとそうでもないも思います。
だから子どもには、理解があることを前提とした接し方と、そうじゃない接し方を巧く使い分けないといけない。
そんなことに気づいたので、これからはどれだけ時間がかかろうともその場でちゃんとやってはダメなことを教えていきます。
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