「モバイルマーケティング」書評
2008年04月24日
モバイル・マーケティングって本を読んだよ。
今やPCでネットに繋がっている人より携帯で繋がっている人の方が多いのではないのか、くらいのパイになってきた携帯市場。そこでその画面の小さい「携帯」というものでいかにして商品を売るかという事に焦点を当てた本。
何故携帯か
この本のキーワードは「24時間30cm」。これが携帯と人との距離だと言う。PCで商品を買いたいと思ったり、興味をもったりしたところで結局「家に着いてから」しかできないという制約がある。しかしモバイルはそうではない。常に持ち歩いている物だからいつでも気になった物を気になった時に調べて購入する事が出来る。
携帯ではどんな売り方ができるのか
次に「では、携帯でどんな売り方が出来るか」といった事に焦点を当てて、携帯はパーソナライズがしやすい媒体であると言っている。携帯はPCと違い、まず間違いなく自分個人のデバイスしか扱わないから、そのデバイスを特定できさえすれば、その人がどういう行動を取っているかがデータとして容易に蓄積でき、そのライフスタイルに合わせたプロモーションやメルマガの配信が出来る。
事例
最後に、今まで行われてきたモバイルでの様々な事例を紹介している。どれもユーザーの事をきちんと考えているのだと、そして自分は、ウチの会社はまだまだだと思い知らされる。
総評
まだまだこれからの感がある携帯、この本に書かれている事は、これから先、十分に通用する内容となっていると思う。モバイルに携わる人なら読んでおいた方が良いのでは?と思う本でした。
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