生み出す・磨く
2006年11月19日
POLAR BEAR BLOGのPOLAR BEAR BLOG: アイデアを殺す22の方法というエントリより。
以下引用
- 「それはもう試したよ。」
- 「そんなのうまく行かないよ。」
- Would you like a pony? (※すみません、ここ意味分からず。検索すると割とヒットするフレーズなんですが・・・。pony = 子馬、重要でないものということで、「そんなつまらないことしたいのか?」という意味?)
- 「ばかげているな。」
- 「君はクビだ。」(※失敗すれば処罰される、という雰囲気では新しいアイデアは表にでない、という意味?)
- 「君には強く反対する。」
- (笑い)
- 「予算にないな。」
- 「それは重要な問題じゃないよ。」
- 「時間がない。」
- 「上が認めないよ。」
- 「我々の管轄外だ。」
- 「しかし、それがルールなんだよ。」
- 「非現実的すぎる。」
- 「もうお終いだ。」
- 「そんなの儲からない。」
- 「我々のビジネスじゃない。」
- 「技術的に難しい。」
- 「何のことを言っているんだ?」
- 「みんなちゃんと考えているのか?」
- 「そんなの欲しい人はいないよ。」
- (反応なし)
なるほど、どれを見てもアイデアを生かそうという思考から発せられる言葉には見えない。しかし、アイデアを考える人であればそれくらい分かっているのではないだろうか。
もちろん答えは「Yes」である。だが、それが分かっていてもできないというケースがあるのだろう。そういう場合の台詞は大抵「そんな事は分かっている。しかし、そんな突拍子もない案を受け入れられる訳がない。時間も予算もそんなにある訳じゃないんだ。重要なのは今ある現状を理解した上での良いアイデアであって、単なるユニークなアイデアなど求めてはいない。」といったところなのではないだろうか。
多分色々な事情を知っていればいるほどそういう考えを持つのではないだろうか。僕から見ていてもマネージメントをする人はそういう調整に心も体も奪われっぱなしだから。
でも、一旦そういう諸々の事情を考えないようにするべきだと思う。というか、そういう事情を考えて企画を研磨するフェーズとアイデアを考えてふくらますフェーズは全く違う位置にいるべきだ。
まずはアイデアを出し、それをふくらませる。そのフェーズを超えて初めて事情を加味してアイデアを現実可能な企画に落とし込むという段取りが望ましい。
まぁ、ゆっくり企画会議をしている時間なんてないところもあるかもしれない。でも、アイデアと企画は別物だと思うし、僕はそう教えられた。もちろんその方法で正しいと思ってアイデアを考えるし、全ての企画がそうやって作られたものであって欲しいと願う。
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種類: アイデア
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