スペースキーでスクロールする人のためのjQueryプラグイン作った
2013年12月23日

ランボー怒りのプラグイン開発です。なんかもうさ、疲れた訳ですよ、ヘッダー固定のサイトには。
ヘッダー固定のサイトに疲れたってのは言い過ぎだね。んと、正確に言うとヘッダー固定のサイトってさ、ヘッダーが固定されてるでしょ?うんそれはいいの、別に良い、好きにしなよ。
でもね、ヘッダーを固定するサイトを作る人は我々みたいに「できるだけキーボードから手を離したくないんだ!」って人のことも考えてほしいわけ。ヘッダー固定してるサイトって基本 position: fixed; で固定してるでしょ?したらさ、その固定してる箇所については通常フローから外れて指定した場所にへばり付いてるわけですよ。えぇ、へばり付いてるの。
それがどうしたの?って思う人が大半なんだろうけど、それがすげー困る人がいるってことを知ってほしいわけ。困るというかストレスというか辛いというか泣けてくるというか、とにかく残念な感じになる。
我々みたいにキーボードからできるだけ手を離したくないって思うほどのものぐさキングダムに住んでる住民はさ、ウェブを見るときもメールを読むときもいちいちマウスでスクロールとかしないの。スペースキーでスクロールするの。つかスクロールはスペースキーでやるもんなんだよ!(テキトー)
ブラウザにもよるんだけど、だいたいスペースキー押したら1画面分くらい下にスクロールするの。まぁテキストの繋がりが分かりやすいように数10ピクセルくらい残した感じで1画面分スクロールするんだけどね。
でだよ、話を戻してヘッダー固定のサイトですよ。ヘッダー固定のサイトをスペースキーでスクロールするとやね、その固定された箇所は無視して普通に1画面分スクロールされるから、固定された箇所の高さの分テキストが隠れちゃったりするわけ。分かる?わかんねーか!!とりあえずpocketあたりで見てみると分かりやすい。アカウントない人はこれを機に作ると良いよ、良いサービスだと思うよ。
するとさ、読めないテキストが出てきたり文章の繋がりが分かりにくくなったりして結構これがストレスなわけです。ストレスなんですよ。
なので、それを解消するプラグイン、作りました。
最近はソースをGithubで公開するのが僕の中で流行ってますのでこちらも。
すごいね!全然たいしたことないし需要もなさそう!!
でもいいの!!作ってちょっとストレスが減った!!
こうさ、僕がこれを作ったところでいつも読んでるサイトが対応してくれないんだったら全くの無意味な話なんだけど、こういうオールドタイプのことも少しは分かってほしいなぁと思うし、需要ないとか言っといてあれだけど、同じように憤慨してる人は結構いるんじゃないかなぁと思うわけです。だってfacebookとかは対応してるもん。
さぁ今からキャズムを超えるんだ!と頑張ってる感じのフェイズにいるサービスとかには何の役にも立たんと思うんだけど、技術ドリブンの「どうだ!すげーの作ったぜ!」的なサービスの場合はまず最初のターゲットがアーリーアダプターだったりするはずだから、そういう細かい配慮があると喜んでくれる人も多くなって良い感じに拡散されて良い感じに流行ったりすることだってあるんじゃないかと思うんですけどどうですかね。
完全にスペースキーでのページ送りでイライラしてそのストレスを原動力に作っただけのプラグイン。公開はしてない。あるよね、ストレス駆動開発。
他にこんな事も書いてます
- JavaScript祭スピンオフ! フロントエンド祭り in Co-Edo でオブジェクトベースのJSについて話してきた
- 第5回 HTML5minutes! で話してきた
- 秋のJavaScript祭りで話をしてきた
- 春のJavaScript祭りでAngularJSについてお話ししてきました
- Dashすげー便利
- jQueryのwidth,height系メソッドの違いについて
- Grunt+ST2な人がプロジェクトをチャチャっと開始する方法
- ローカルマシンにNode.jsをインストール
- jQueryでChromeの場合$(function(){]); が画像読み込み前に実行される場合の対応
- AngularJSでページロード時にコンパイル前のタグが表示されるのを防ぐ
FBでコメント